2014年1月2日木曜日

サント・ヴィクトワール山

サント・ヴィクトワール山
去年(2013年)の大晦日にセザンヌの絵画でよく知られたサント・ヴィクトワール(Sainte Victoire)山に登ってきた。登山口は数多くあるのだが、今回はビモンダム(Barrage du Bimont)から「小修道院」(Le Prieuré)と呼ばれる山小屋まで登った。ニースからだとエクサンプロヴァンス経由で2時間弱でビモンダムに着く。
サント・ヴィクトワール山は馬の背のように長く伸びる、全長18キロの岩山で、最高点が1011mと高くはない。2000m級の南アルプスの山に登り慣れている私には少し物足りない。登りはなだらかで、2時間ほどかけて600m上がると山小屋に着く。マーカー(青の横線)が見つけづらい場所が何ヶ所かあったが、濃霧の中を歩くのでないかぎり迷うことはまずないだろう。よく知られた山なので大晦日にもかかわらず多くのハイカーに出くわした。春・夏の観光シーズンには人で溢れかえるに違いない。