ヴァンス湖の中で最大の湖 |
ニースからの道のり |
駐車場から最初はなだらかな林道を登り始める。林道は道路の反対側にある。林道を100mほど登った所にもうひとつの駐車場があり、もし下の駐車場が一杯の時はここに駐車すればよい。
ハイキングルート |
最初の湖-残雪が見える |
この湖の上に山小屋が立っている。山小屋を挟むように二つの滝が落ちていて、遠くからの眺めはなかなかきれいである。滝を除けばニース山小屋の雰囲気だ。友人達を湖畔に残して、私が訪れた時には10人ほどのイタリア人のハイカーのグループで賑わっていた。
二時間近く湖畔で休んだ後、同じルートを引き返して駐車場まで戻った。
典型的なメルカントゥールの景色だった。湖、青々とした草、モルモットの泣き声、川、滝、岩山と全部そろっている。ただ、何か物足らなさを感じた。後で妻と話し合ったのだが、多分、湖に着くまでの景色が少し単調だったせいかも知れない。なんと贅沢な不満ではないだろうか。アクセスがやや難しいのでそれほど多くのハイカーとは出くわさなかった。みんな、公園の他の名所にいってしまったのだろうか。
滝に挟まれたヴァンス山小屋とその周辺-パノラマ合成写真 |
家内があるハイキング愛好家と話をしたところ、彼にはヴァンス湖からの帰り道がかなり退屈だったそうだ。今から思い返してみると、湖自体も格別美しかったとも思われない。平均的な美しさとでも言えようか。もっとドラマチックで綺麗な場所は他にもあるので、ここはさほど強くはお勧めしない。